車の歴史がわかる充実した収蔵車の展示
トヨタ博物館は平成元年、トヨタ自動車創立50周年記念事業のひとつとして設立されました。館内にはトヨタ車だけではなく歴史に残る国内外の名車がずらりとならび、その充実した展示には車好きでなくとも圧倒されます。展示だけではなく、車に関する書籍を集めたライブラリーやタッチパネルゲームなどもあり、天候に限らず、大人も子どもも退屈せずに過ごせます。
本館1階には、トヨタのシンボルである初の乗用車「トヨダAA型」のレプリカが展示されています。2階には自動車が発明された初期の欧米車、3階には歴史的な日本車など、合計120台もの名車が展示され、車が今のような形に発展するまでの経緯を学ぶことができます。
平成11年にオープンした新館は、車の歴史と生活文化を関連づけた展示となっており、各時代を象徴する車と電化製品や日用品などが並んでいます。
車にまつわるイベントやフェスティバルも開催
春休みや夏休み期間中には、特殊な車の展示や車の仕組み教室、バックヤードツアーなども開催されます。車にまつわる工作イベントはいつも小学生で賑わっています。クラシックカー・フェスティバルや収蔵車の走行披露会が開催されることもありますので、貴重な機会を逃さないよう、チェックしておきたいものです。
■トヨタ博物館
住所:愛知県長久手市横道41-100
電話:0561-63-5151
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料:大人1000円、シルバー500円、中高生600円、小学生400円
アクセス:地下鉄東山線「藤が丘」リニモ乗換え「芸大通」下車徒歩約5分
HP:www.toyota.co.jp/Museum/
※データは記事公開時点のものです。