徳川家康が築いた名古屋のシンボル!
名古屋城は、江戸時代の徳川御三家の尾張徳川家の居城となりました。徳川家康が天下統一の最後の布石として築きました。 江戸幕府が体制を確立する最中に、濃尾平野を見渡す高台に、忽然と巨大な城郭が誕生しました。1600(慶長5)年の関ヶ原の合戦後、江戸に幕府を開いた徳川家康は、大坂城を居城とする豊臣秀頼との武力衝突に備えて、各地に城の整備を行いました。加藤清正、福島正則、前田利光、黒田長政、細川忠興らの西國大名が総動員されて、名古屋城築城の工事が行われました。
莫大な資財を投じて建設された城は、残念ながら第二次世界大戦の名古屋空襲によって、ほとんどが焼失してしまいましたが、3つの櫓、3つの門、本丸御殿障壁画、天井板絵が戦火を免れました。1959(昭和34)年に、金のシャチをいただく五層の大天守閣と小天守閣、正門が再建されました。
現在の大天守閣は、地上7階と地下1階の構造となっており、7階は展望室、1階から5階は歴史資料の展示室となっています。
展示室の中では、名古屋城ならではの「実物大金鯱模型」が目を引きます。他にも城内や城下町での暮らしの様子がリアルに再現され、タイムスリップしたような感覚に襲われます。また、「石引き体験」や「駕篭乗り体験」などの体験コーナーもあり、歴史を肌で感じることができます。
■名古屋城
住所:愛知県名古屋市中区本丸1-1
電話番号:052-231-1700
料金:大人 500円、中学生以下 無料
営業時間:9:00~16:30(天守閣入場は16:00まで)
定休日:年末年始(12/29~1/1)
アクセス:www.nagoyajo.city.nagoya.jp/01_goriyou/01_02_access/
HP:www.nagoyajo.city.nagoya.jp/07_rekishi/
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