日本、東洋美術を中心に、国内外の逸品を数多く所蔵
伊豆半島の玄関口、熱海。古くからの日本を代表する温泉地でもあります。この熱海の高台に、相模灘を見渡すように建っている、海の見える美術館「MOA美術館」は、一生に一度は必ず見ておきたい美術館の一つ。世界に誇れるレベルの収蔵品を擁しています。
美術館のロビーからは、相模灘に浮かぶ島々が一望でき、天気の良い日には房総半島から三浦半島、伊豆半島までのの大パノラマが楽しめます。雨でも大丈夫。素晴らしい収蔵品の数々にじっくりと向き合える、またとない機会です。
日本、東洋美術を中心に、国内外の逸品を数多く所蔵しており、国宝3件、重要文化財65件、重要美術品46件を含む約3500点の作品を擁しています。
創設者の岡田茂吉(1882~1955)は東洋美術の優品の蒐集に努めた人で、優れた美術品が海外へ流出するのを防ぐために尽力したそうです。その甲斐あってか、美術史を語る上で欠かせない作品や歴史上重要な作品が多くあります。
とても見応えのある美術館なので、外のレジャーが難しくてもがっかりせず、ぜひ訪れてみてください。
■MOA美術館
住所:静岡県熱海市桃山町26-2
電話番号:0557-84-2511
入館料:一般 1600円、高校・大学生 800円、中学生以下 無料
開館時間:9:30~16:30(入館は閉館30分前まで)
アクセス:JR熱海駅 バスターミナル8番乗り場よりMOA美術館行きバス(所要時間約7分)
HP:www.moaart.or.jp
※データは記事公開時点のものです。