人気の伊豆の温泉を厳選紹介!

海を前にした高磯の湯(熱川)

海を前にした高磯の湯(熱川)

熱海駅前にある無料の足湯「家康の湯」

熱海駅前にある無料の足湯「家康の湯」

伊豆は半島全体が名湯の宝庫です。エリアや源泉によっても泉質は違いますが、その多くは刺激も少なく年齢を問わず安心して入れる「単純温泉」、体の芯まで温まる「塩化物泉」、動脈硬化や傷などへの効用が期待される「硫酸塩泉」の3つ(もしくはそれらの混合)です。そして弱アルカリ性~アルカリ性の湯が多く、つまりほとんどの温泉は癖が少なく老若男女誰もが利用しやすい湯であると言えるでしょう。

 

公園内にも足湯が。写真は長岡にある湯らっくす公園の足湯

公園内にも足湯が。写真は長岡にある湯らっくす公園の足湯

半島のあちこちに源泉があるため、伊豆では立ち寄り温泉などは無料~500円ぐらいの格安な施設も多く、公園のような公共の場でも足湯を利用することができたりもします。大きなホテルや旅館だけでなくペンションや民宿などの小さな宿にも良質の温泉が引かれていることが多いのも湧出量の多い伊豆ならでは。

また、レジャー施設内に併設された温泉も多く、食事処に温泉(足湯など)があり、利用者は無料で温泉が利用できる、というような施設もよく見かけます。古くからある温泉街では、安くて地元客と触れ合える共同浴場も多く残存。海・富士山・夕日など絶景露天風呂が多いのも伊豆の特徴と言えるでしょう。

伊豆の有名な温泉は?

古くから湯治場として親しまれてきた「伊東温泉」は、関東隋一、全国有数の豊富な湧出量を誇る湯の街です。その豊富な湯量は、25度から68度の温泉が毎分約32,000リットル。そのため“自家源泉”を持つ宿、“源泉掛け流し”の温泉も多数見られます。

また泉質で特筆すべきは下田の「観音温泉」です。pH9.5の強アルカリ性の温泉は美肌効果が高く、入浴後はツルツルのお肌に。飲泉すれば酸性に偏った体を健康な弱アルカリ性に戻してくれる効果もあり、飲むための観音温泉はペットボトルでも販売されています。

「熱海温泉」は歴代の徳川将軍に愛され、4代将軍家綱は熱海の湯を樽に入れて江戸城まで運ばせました(後に湯樽は船で運ばれるようになります)。8代将軍吉宗の時代には、9年間で3640樽が送られたと伝わっています。また、奈良時代の僧、行基によって発見されたと伝わる「吉奈温泉」(中伊豆)は、子宝の湯として有名で、徳川家康の側室、お万の方も度々訪れ、子を授かったと言われています。