歴史的なロマンが漂う川越の資料を展示
埼玉県川越市の成田山別院から喜多院に向かう途中に、「川越歴史博物館」が建っています。川越城築城530周年を記念して川越の歴史的な資料を展示するために開館しました。川越市は、江戸時代には「小江戸」と称された城下町で、街角には蔵造りの民家が今でも残され、歴史的なロマンが漂っています。博物館の中には、川越市の歴史が凝縮しています。
その歴史は、古墳時代の出土品から始まります。埴輪をはじめ、鏡や勾玉、須恵器、大刀などの出土品が文明の始まりを予感させます。
博物館の中でも最も見所となっているのは、3階の武具・甲冑のコーナーです。室町時代、戦国時代に使われた鎧に混じって、珍しい馬の鎧が展示されています。NHKの大河ドラマ「独眼竜正宗」に出演した兜を見ることができます。
他にも、刀、弓矢、薙刀、鎖鎌、火縄銃など、平安時代の武蔵国武士の武具から、江戸時代の川越藩主松平家に伝わる品々まで、川越の歴史を網羅しています。
周辺には、喜多院や仙波東照宮などの観光スポットが点在しているため、川越観光の道中にふらっと立ち寄ることができます。
■川越歴史博物館
住所:埼玉県川越市久保町11-8
電話番号:049-226-0766
料金:<大人>500円,<中学生以下>300円
営業時間:10:00~17:00
定休日:年中無休
公式HP:http://www.kawagoe-rekishi.com/
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