一目でわかるようにマーキングを入れる

カメラバッグに入れたレンズを識別するためにレンズキャップにミリ数を書いたシールを貼りつける。必要なレンズがすぐに取り出せる工夫。
交換レンズが複数あると、どれがどのレンズが取り出さないとわからないという場合がありますが、これは時間のロス。すぐに必要なものがわかるようにレンズキャップにミリ数を表記したシールでマーキングを入れておくと一目瞭然。
これは、多くのプロカメラマンも実行している小ワザです。専用のラベルシール機がなくてもガムテープなどをキャップに貼り、そこに数字を書き入れるだけでも代用可能。テープなどは暗いところでも見やすい色を選ぶのもコツ。
カメラバッグを開けたときになにがどこにあるかすぐにわかるようにしておくことがポイントです。
バッグの中の小物は色で主張させる

カメラバッグの中に入れたコンデジの見え方。右が黒ボディで左が赤色。こうしてみるといかに黒ボディが見えにくいかがわかる。
カメラ機材は本体のカラーが黒のものが多いのです。実際に黒のコンデジをいろんなものとともに小さなバッグに入れて暗い所では見分けがつきにくいということがよくあります。
これを避けるために周辺機材などを購入するときに本体のカラーを選べるのであれば、できるだけ黒以外のカラーを選ぶようにすると暗いバッグの中でも識別しやすいものです。ルーターなども本体カラーが黒ではバッグの中ではわかりにくいのですが、赤であればすぐに見分けがつきます。
一眼カメラ本体もいまではいろんなカラーリングを選べる機種もありますが、ここではより小さな機材こそ在りかがわかりにくいので色で主張させるかが大事。これから購入するものでカラーを選べるなら暗いところでもわかりやすいという選択肢で選ぶのもひとつです。
今回ご紹介したものは、聞けばどれも大したことではないように見えますが、実際に実行しているかどうかで撮影現場での動きには大きな違いとなって表れます。撮影を続けてきた中で、必要に迫られて見出したアイディアです。それぞれさらに自分が使いやすいようにアレンジしてもらえればより便利に応用してもらえるはずです。一度お試しください。