最先端の松島地区とコンベシア周辺
ウォーターフロントを水上タクシーで
未来都市を予感させる仁川の松島コンベシア
松島にビジネス利用の来訪者が多いのは、このコンベシアの立地も一因ですが、オフィスビルが幾つも建ち並んでおり、特にコンベシアで大きな催事があるときは、ホテル客室も若干混みあいますから、宿泊予約は早めを心がけましょう。
この松島地区は、仁川が2020年完成をめざす、自由経済特区の中心地です。今後、商業施設ビルやオフィスビル、ホテルがさらに進出する予定ですが、もうすでに、近未来都市の様相を呈し始めています。変わりゆく松島の姿を、ぜひ焼きつけてください。
12人乗りと32人乗りがある松島エリアの水上タクシー
仁川でもっとも最先端のエリアを、短時間で観てまわりたいのであれば、水上タクシーがおすすめ。ソンド・セントラルパーク(松島中央公園)には、運河を散策できるカナルウォークのほか、水上タクシーが運航(乗船料:1人4000ウォン)。奇抜なデザインの建物トリ・ボウル、仁川市の都市計画に関する展示場・コンパクト スマートシティなどを、船上から眺めることができます。ちなみに、コンパクト スマートシティでは、2020年の仁川が、どのような姿になっているかを模型でみることができます。
ホテルの紹介記事はこちら>>>シェラトン インチョン ホテル
月尾島へフェリーで 月尾公園には散策コースも
月尾行きフェリーは観光バスも楽々乗船できる
2001年より本格的な観光整備が進み、2010年、月尾公園(ウォルミ コンウォン)が誕生、今では仁川屈指の憩いの場になっています。
セウカンに群がる海鳥たち
月尾島の発着場近くは、月尾島文化通りといって、観光港町特有の賑やかな雰囲気。ホテルや飲食店が集中するエリアです。ウォルミ・テーマ・パークなどがあり、休日は家族連れでにぎわいます。
月尾緑地帯には歩きやすい靴で出かけよう
新緑や紅葉の季節に、散策もおすすめです。木々が生い茂るなか、トレイル(遊歩道)を、ゆっくり歩くとよいでしょう。要所に、歴史を感じさせる案内板も掲示されています。その場合は、できるだけ歩きやすい靴で。先述したとおり、長年、立ち入りが制限されていたエリアだけに、植物の生態系が守られているのが特徴で、紅葉や松など日本の植生と似た植物も見受けます。