暮らしを楽しみ、暮らす人の安全を守る
建物の中に入っても、「番町の華」をテーマとした華やぎにあふれた意匠を施された空間が続く。まず広々としたエントランスホールがあり、視線の先には豊かな水を湛えた水盤が配された中庭。そしてその中庭や植栽帯の水や緑を愛でることができるようにガラスで囲われたラウンジなど。あくまでもそこに暮らす人が楽しめるようにと配慮された空間だ。暮らしを楽しむことはもちろん、暮らす人の安全を守ることも「ザ・パークハウス グラン 三番町」の重要なテーマだ。そのために採用されたのが「免震構造」である。先の震災以降、耐震性への関心の高さはいささかも衰えてはいえないと感じるが、「番町」という地を愛し、そこに長く住み継いでいこうと考える人たちが購入者の多くを占めるだろうと考えたとき、やはりそこは耐震性に関しても十分な備えが必要と考えただろうことは想像に難くない。施工会社である大林組が開発した「スマートパイルヘッド工法」による免震構造は、免震装置によって建物の揺れを軽減するだけでなく、地震の揺れによって基礎や杭にかかる強い負荷を軽減できるのが特長。長く住み継ぐために必要な技術が採用されている。
また免震構造の採用によって、住居内の居住性にもプラスアルファの効果を生み出している。高い耐震性を誇る免震構造によって室内の柱や梁を少なく・小さくすることが可能となったからだ。実際モデルルームを見ると、その効果は明らかで、非常にすっきりとした居住空間が生まれているので是非確認いただきたい。
受け継がれていく住まい
居住性の豊かさは間取りにも存分に表れている。下掲の間取り図を見てまず気が付くのは、パブリックスペースとプライベートスペースがきれいに分離されていること。玄関がセンターインになっていることで、パブリックスペースであるリビングとプライベートスペースである洋室や浴室などがセパーレートされている。実は、急な来客の場合などに住戸内のプライベート部分をあまりオープンにすることにならないので、このP・P分離は非常に使い勝手の良いプランなのだ。さらに付け加えて言えば、このプランのプライベート側の窓外(※間取図の左側の窓の下)には、敷地内に配された中庭が借景として得られるようになっている。室内で過ごす時間にも暮らしの華やぎが感じられるようにという商品設計上の工夫が見て取れる。提供:三菱地所レジデンス株式会社