散歩/江戸風情を探す散歩ルート

水稲荷神社の高田富士の山頂に登り、鐘を叩く

東京メトロ東西線の早稲田駅から、水稲荷神社へ。植木職人・藤四郎らが富士山から持ち帰った岩土で作ったという富士塚「高田富士」に登ってきた。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

西早稲田界隈を散歩しているとき、こんな貼り紙を見かけた。
散歩の途中、こんなチラシが貼られているのを目撃

年に2日だけ高田富士が開放されるそうだ


富士山がユネスコの世界遺産に登録されたということで、本当は富士登山をしたいところだが、それもままならないので、ミニチュア富士へ登ってみようと、海の日に出かけてみた。

このミニチュア富士というのは、江戸時代に一大ブームとなったものだ。富士山に行きたくてもいけない人たちが、このミニチュア富士に登ることで、同じようなご利益があるとしたものだ。先程の貼り紙によれば、植木職人藤四郎らが、富士山から持ち帰った岩土で高さ10mほどのミニチュア富士を作ったものが、元祖だそうだ。今でも東京を中心に各地に富士塚が残っている。白山神社の富士塚の記事はこちら。

というわけで、東京メトロ東西線の早稲田駅から、水稲荷神社へ。駅から10分ほど。
ここがパワースポットだという人も多い

西早稲田にある歴史のある水稲荷神社

露天の準備などが行われている。夜は賑やかになりそうだが、昼間はまだ参拝客はまばらだ。

今回のルートはこちら
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