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夏目漱石も愛した老舗の料理旅館「山ばな平八茶屋」

京都と日本海を結ぶ、若狭街道の入口に当たる場所にある料理旅館が「山ばな平八茶屋」。創業は安土桃山時代といわれ、その起源は平安時代初期まで遡れるという老舗中の老舗です。平八茶屋の名物は麦飯とろろ。自慢の伝統の京懐石と麦飯とろろを満喫できる、「個室で愉しむ若狭懐石と伝承の麦飯とろろ汁」のプランが宿泊のおすすめプランです。

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創業は安土桃山時代! 老舗中の老舗の料理旅館

 

 

京都駅から鴨川・高野川沿いに車で北上すること約30分。

京都と日本海を結ぶ、若狭街道の入口に当たる場所にある料理旅館が「山ばな平八茶屋」です。

創業は記録に残っているだけでも安土桃山時代といわれ、その起源は平安時代初期まで遡れるという老舗中の老舗。

築400年といわれる表玄関である騎牛門をくぐると、鬱蒼とした林に包まれた約800坪の庭園が広がり、清流高野川に沿って数寄屋造りの客室が点在します。

当初は、若狭街道の掛茶屋としてはじまり、立ち寄る旅人や商人が草鞋を履きかえたり、衣服の裾を整えたりして、そうした人々に振舞われたのが今も「平八茶屋」の名物である麦飯とろろでした。
 

 

 

 


宿泊のおすすめプランは、「個室で愉しむ若狭懐石と伝承の麦飯とろろ汁」のプラン。日本海で獲れるぐじ(アマダイ)を使った料理をはじめ、「平八茶屋」自慢の伝統の京懐石を満喫できます。

料金は2名1室利用で、1人31,500円。食事は、宿泊する部屋に付属する座敷で川音を聞きながらゆったりと味わえます。

文豪、夏目漱石は「平八茶屋」を贔屓にしていて、わざわざ洛中から人力車を飛ばして、昼食を食べたといいます。

その作品『虞美人草』の冒頭で「今日は山端の平八茶屋で一日遊んだ方がよかった」とその登場人物に語らせています。

■山ばな平八茶屋
住所:京都府京都市左京区山端川岸町8-1
電話:075-781-5008
アクセス:四条河原町より京都バス 約20分 「平八前」下車すぐ
HP:www.heihachi.co.jp/

※データは記事公開時点のものです。
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