ただ古いだけではなく、本質を押さえた宿作り
飛騨地方で泊まるなら、奥飛騨温泉郷福地温泉の湯元長座が断然お勧め!古民家移築の宿は今でこそ珍しく無くなりましたが、湯元長座は飛騨地方の古民家を移築して出来た宿で、元祖古民家移築の宿なのです。別に元祖じゃなくても、新しい方が良いと思うかもしれませんが、古民家は古い方が風格があり価値があるので、やはり元祖の風情は流石と思わせてくれます。しかも、古いだけではありません。例えば、私が泊まった部屋は、広縁の椅子が木製のべンチシートでした。古民家の宿でありながら、べンチシートを設置する離れ技を繰り出してくるとは、やっぱり流石。このように、宿作りの本質を押さえていると思わされる事が多いのです。
しかも、食事がまた良い。囲炉裏での食事も今では珍しくありませんが、どの宿でも不思議と食べた気がしませんでした。しかし、湯元長座ではしっかり食べたと納得の行く料理で、囲炉裏での食事で初めて満足したと思った程です。このように「本物の宿」という感じが館内に横溢しているのが、私が湯元長座をおすすめするポイントなのです。
■奥飛騨温泉郷福地温泉 湯元長座
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地786
電話番号:0578-89-0099
アクセス:www.cyouza.com/koutu.html
HP:www.cyouza.com/
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