こどもだって、表現を学ぶ。
現代の日本は、未曾有の「自己表現」の時代。メディアやインターネットで、街で、教室で、友だちの輪の中で。「わたしはこう思う」「あなたの気持ちに共感します」「わたしはこれが好き」「自分はこういう人間です」と、ぼく・わたしを表現することばや画(え)があふれています。表現することとは、伝えること。生きるのに大切なちからだからこそ、こどものころにたくさん見て、きいて、さわって、かいで、感じておきたい。栄養をたっぷり吸い込んで、やがて大きく育ち、咲くのです。そう、花とおなじ。
花に学ぶ。
花を教える。
買った花を花びんに生けて枯れたら捨てるような、そんな付き合い方とは違う、花との関係を始めませんか。そのきっかけとなる場所が、恵比寿に誕生しました。子供たちに花を通して教育的な意識をしてもらえるような「花育」(フラワーエデュケーデョン)の教室。そして同時に「花育」を教えることができる指導者 フラワーエデュインストラクターの養成講座も同時開校されます。
フラワーエデュとは「花育」
日本フラワーエデュ協会代表 熊谷珠樹さん
花だけではなく、野菜も、果物も、すべてはみずみずしく美しく生きている。お鍋やざる、日常のキッチンにあるような仲間でさえまた、花に寄り添ったときに格別の舞台となる。暮らしの中で美しいものを取り上げ、それを通してこどもたちに「こころとは何か」「表現するとは何か」を教えたいのだ、と。
単身渡仏、フラワーデザインを学び、フランス国立園芸協会検定(DAFA)取得ののち、パリ市開催アートフローラル インターナショナルコンクールにて1位獲得という快挙も成し遂げた熊谷さん。ひとりで異国に生きる彼女を支え助けたのは、「表現」だったそうです。たとえば不慣れな異国のことばであっても、そこに花を添えるだけで、あふれるような感謝を表現し伝えることができた。そんな忘れられない経験の輝きが、熊谷さんの「花の仕事」をひとすじ貫いています。
子どものこころに丈夫な「根」を。そして、あなたにも。
フラワーエデュの教室も、インストラクター養成講座も、ともに花や芸術のプロたちが全面的にバックアップ。花材はTVドラマやCMのフラワープロデュースを手がける「グランブルー」の提供で。また、銀座 柳画廊の協力を得て本物のアートを見てもらい、そこからインスパイアされ導かれる何かを自由に表現する日も。その経験から、こどもたちは自分の中に「根」を持ち、ぐんぐんと葉を伸ばし、花を咲かせるでしょう。インストラクターは、その「根っこを育てる温室」となる人材。託児付のクラスがあるので、産休、育休を有効につかって資格取得が可能です。取得後は、自宅での教室開催や、保育園・幼稚園や小学校への講師としての派遣など、キャリアの道も拓けます。
プロたちが本気で取り組む、「花」の教育。こどもたちが、丈夫な「根」をこころの中に持って育てるように、あなたも参加してみませんか。
日本フラワーエデュ協会