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秋葉原駅高架下 『CHABARA』オープン(3ページ目)

電気街と、アニメや漫画ファンが集う「サブカルの街」として世界中に知られている秋葉原。しかし2010年、JR秋葉原駅と御徒町駅間の高架下に、従来の秋葉原のイメージを覆す“ものづくり”をテーマにしたおしゃれスポットが誕生。そして2013年7月5日(金)、その第二弾となる施設 『CHABARA(チャバラ)』がオープンします。

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド


精進料理が気軽に食べられるカフェ

こまきしょくどう-鎌倉不識庵-

映画『かもめ食堂』をイメージしているというお店

CHABARAにはいくつかのイートインスペース付きショップが。その中の1つが、動物性食品や白砂糖を一切使わない精進料理を、カフェ感覚で気軽に味わえる『こまきしょくどう-鎌倉不識庵-』です。

今日のお昼ごはん

おかずの品数によって値段が変化。画像は1250円のセットです

入り口のショーケースには、「濃い味」のおかずと「淡い味」のおかずがそれぞれ3~4種類ずつ揃えられ、お腹の好き具合に応じてチョイス。これにご飯とお汁がセットされた『今日のお昼ごはん』が950円~です。ネギやニラ、ニンニクといった香りの強い食材も使っていないので、食材が元々持っている味を楽しめるメニューばかり。コロッケとインゲンの甘辛煮をいただきましたが、しっかりした味付け、動物性食品が入っていないのに満腹感も得られて、精進料理の印象がガラリと変わりました。

鎌倉で長年、精進料理教室を開催してきた不識庵が初めて作ったカフェ。お店の名前にもなっているオーナーの藤井小牧さんは、「丁寧な食生活を身につけるキッカケになれれば」と話していらっしゃいました。


210種類のコーヒー

やなか珈琲店

珍しい生豆状態のコーヒー豆が入り口でお出迎え

東京都内で22の店をチェーン展開するコーヒー専門店・やなか珈琲店の23店舗目がCHABARAにオープン。喫茶スペースもあるコーヒー豆の販売店です。

やなか珈琲店店内

秋葉原の街を見ながらコーヒーを

やなか珈琲店の特徴は、販売している約30種類の豆が焙煎する前の生豆の状態であること。焙煎した豆は2週間で鮮度が失われてしまうそうで、やなか珈琲店では注文を受けてから店内で焙煎し、炒りたてホヤホヤの新鮮なものを販売しているのです。

しかも焙煎の仕方は7通りあり、30種類の豆×焙煎7通り=210のコーヒー豆から自分好みのものを選べるという幅広さ。「そんなに種類があっても迷う……」という人には、スタッフがオススメを教えてくれるので大丈夫です。

CHABARA店ではやなか珈琲店のイートインでは初となる、ペーパーフィルターを使って丁寧にドリップした『本日のペーパードリップ』(420円)が登場。購入したお豆が焙煎されるのを待ちながら、イートインスペースで一杯いただくのも、豊かな時間になりそうです。

<DATA>
CHABARA AKI-OKA MARCHE
住所:東京都千代田区神田練塀町8-2 
TEL:03-5334-1097
営業時間:11:00−20:00
アクセス:JR『秋葉原』駅より徒歩1分

イベントコーナーでは、CHABARAに並ぶ商品の生産者から直接話が聞けるイベントも随時開催予定。秋葉原はこれまでパソコンやサブカルチャーにこだわる人が集まっている街でしたが、これからは“食のこだわり派”も集まる街になるかもしれませんね。
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