確定申告とは?? |
一口に1年間に得た所得と言っても実は所得の種類は10種類に分けられています。
【所得の種類】
・給与所得・・・サラリーマンなどが得る給与や賞与による所得
・事業所得・・・自分で事業を経営したり農漁業を営んで得た所得
・不動産所得・・土地や建物を貸して得た地代や家賃による所得
・利子所得・・・預貯金や公社債などの利子による所得
・配当所得・・・株式配当などによる所得
・譲渡所得・・・財産を売って得た所得
・一時所得・・・懸賞金など継続性のない一時的な所得
・山林所得・・・山林を売却または立木のまま譲渡して得た所得
・退職所得・・・退職金による所得
・雑所得・・・・公的年金や厚生年金など原稿料や講演料などの所得
そして各所得ごとに税金の負担能力に応じて計算方法が決まっています。
(確定申告に必要な申告書の種類も所得の種類により異なります・・・平成14年より新様式となり今まで6種類が「申告書A」と「申告書B」の2種類となっています)
自営業の方は毎年自分で行なうものですからなじみがありますが、通常、サラリーマンは1年間の給与収入に対する所得税を年末調整によりきれいさっぱり清算しますので改めて所得税の確定申告をする必要はないわけですが、次のようなケースではサラリーマンでも確定申告が必要となります。
【主なケース】
1.その年の給与収入が2,000万を超えている人
2.給与所得と退職所得以外の所得金額の合計が20万円を超える人
3.複数の会社などから20万円を超える給与を受けている人
4.給与以外に20万円を超える年金収入がある人
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