2秒オート設定で三脚を効果的に使う
オートタイマーの2秒設定画面。2秒設定は、三脚を使って撮影するときのための設定値。
三脚は、手ぶれを防ぐためにカメラを固定する目的で使用する道具。しかし、その三脚を使っていてもシャッターを押すときに反動でカメラを動かしてしまっては三脚を使っている意味がなくなってしまいます。
現在のデジカメには、オートタイマーに2秒設定があります。この2秒設定は、どのような時に使うかご存知でしょうか。
2秒設定は、三脚に備え付けて撮影するときにシャッターを押した際にカメラを動かしてしまい手ブレを生じるのを防ぐために設けられた機能です。
これの使い方は、三脚にカメラを固定し、オートタイマーの2秒設定にしてからシャッターを押します。シャッターボタンを押して2秒後に撮影しますから、カメラに触れたときのブレを避けて撮影ができるという流れです。
せっかく三脚を使っても手ブレの写真にしてしまっては意味がありません。三脚を使うときには、オートタイマーの2秒設定を使って撮影してみるのがお勧めです。
三脚がない時には厚手の布地を代用に
カメラ用座布団。専用のものでなくてもタオルなどを使い、カメラを固定するのに使える。応急処置的に三脚代わりにできる方法。
三脚がない時にカメラを固定して撮影したい、そういう場合の応急処置方法があります。厚手の布地などを座布団にようにしてカメラに敷きます。布地の重ね具合で角度を調整すれば簡易の三脚代わりになります。この手法は場所を選びますが、アングルも自由に決めやすく試しやすい方法です。
カメラ用として小型の座布団も売られています。専用のものでなくてもタオルなどを代用して使えます。しっかりした土台の上に設置して使います。カメラが倒れ落ちないようにケアするのが大事。無理な角度をつけるとカメラが滑り落ちることもあるので注意が必要。
三脚を持ってきていない時には、タオルなど厚手の生地になるものをカメラバッグに入れておくと便利に使えます。
三脚は、撮影に欠かせない撮影道具。カメラを固定することでピントがしっかり合った仕上がりになります。旅にも上手に三脚を携帯して効果的な写真を撮るのに役立てたいものです。