オーストリア/オーストリア基本情報

オーストリアへのアクセス

他のヨーロッパ諸国と比べ、神秘的なイメージを思い起こさせるオーストリア。今回はオーストリアへのアクセス方法を紹介します!

ライジンガー 真樹

執筆者:ライジンガー 真樹

オーストリアガイド

憧れのディープヨーロッパ! オーストリアへのアクセス

日本からヨーロッパ大陸の中心に位置するオーストリアへの、さまざまな入国方法を紹介します。一番所要時間が短いのはもちろんオーストリア航空による直行便ですが、経由便でしたらフィンエアー航空のヘルシンキ乗り継ぎが最短です。

日本からの直行便オーストリア航空

ウィーンフィルハーモニカ号

オーストリアのフラッグキャリアであるオーストリア航空。世界3大オーケストラのひとつ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名を冠した「ヴィーナー・フィルハーモニカ号」の機体で運航していたことも

2013年6月現在、日本とオーストリアをダイレクトに結ぶ唯一の手段はスターアライアンス傘下のオーストリア航空(全日空との共同運航便)で飛ぶ直行便。2005年秋までは関西空港発も運航していたものの、現在は残念ながら成田~ウィーンのみ、一日一便のデイリー運航。地方都市からは成田まで足を運ばなければならないものの、やはり直行便の快適さは他の何物にも代えられません。

客室編成はビジネスクラス・エコノミークラスの2クラス編成。オーストリア航空のビジネスクラスでは、メインサービス時において(トレイではなく)ワゴンを用いてのお食事サービスがあったり、10種類もの美味しいウィンナーコーヒーから食後のコーヒーを選べるなど、他社ではなかなかお目にかかれない、オーストリア独特の優雅なサービスを受けられるのは着目すべき点。

ただし地方空港発着の場合、国内線と国際線の羽田~成田間をバスで移動する手間があったり、帰りに成田から直接地方都市に飛ぶ際には待ち時間がかなり長い場合があるので、ブッキング前にしっかりと確認することが必要になります。

<2013年度 夏季運航スケジュール> いずれも現地時間で記載
  • 往路:成田発11:15、ウィーン着16:00、所要飛行時間 11時間45分
  • 復路:ウィーン発13:30、成田着(翌日)7:40、所要飛行時間 11時間10分

日本から他のヨーロッパ都市で乗り継ぐ 
1:ヨーロッパ系エアラインを利用

直行便の次にメジャーな手段が、このヨーロッパ他都市での乗り継ぎ。直行便よりも若干時間が多めにかかってしまうものの、ヨーロッパの空港や免税が2度楽しめるといった余興もあります。( )内はそれぞれのエアラインが属するアライアンス名なので、マイレージを貯めている場合等にご参照ください。
  • アリタリア-イタリア航空(スカイチーム傘下)……イタリアのローマもしくはミラノ経由。成田と関空に就航。
  • エールフランス航空(スカイチーム傘下)……フランスのパリ経由。成田と関空に就航。
  • KLMオランダ航空(スカイチーム傘下)……オランダのアムステルダム経由。成田、関空、そして2013年4月からは福岡からアムステルダムへの発着も開始。
  • スイスインターナショナルエアラインズ/スイス国際航空(スターアライアンス傘下)……スイスのチューリヒ経由。成田発着のみ。
  • スカンジナビア航空(スターアライアンス傘下)……デンマークのコペンハーゲン経由。成田発着のみ。
  • フィンエアー航空(ワンワールド傘下)……フィンランドのヘルシンキ経由。ヘルシンキ経由での北回りフライトは、オーストリア航空の直行便に次いで最短最速路線。成田、関空、名古屋の3都市就航。
  • ブリティッシュ・エアウェイズ/英国航空(ワンワールド傘下)……イギリスのロンドン経由。成田に加え、ヨーロッパ系エアラインにしては珍しく羽田発着もある。
  • ルフトハンザドイツ航空(スターアライアンス傘下)……ドイツのフランクフルトもしくはミュンヘン経由。成田、関空、名古屋の3都市から一日4便運航。ドイツ国内乗り継ぎ時におけるセキュリティ・チェックは融通が利かないので、液体物などを機内持ち込みにする際には十分ご注意を。
このアクセスを利用する際の注意点としては、セキュリティ・チェックを2度通過することになるので、最初の空港で買ったアルコール類、化粧品等の液体物やクリームなどを、うっかり最初のフライト中に開けてしまわないようにしましょう。

次は、外国語が話せない旅行者でも安心の、日系エアラインを利用したアクセス方法
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