古き良き部分は大切にしながらも新たな魅力をプラス
銀座コリドー街の一角で、線路沿いの通りから脇に入った場所。40年前は同じ場所の地下にあったお店が昨年秋に路面店として復活をとげました。当時はお酒がメインでしたが、新星スコッチバンクはイタリア国旗が掲げられ本格的なイタリア料理が楽しめます。看板にもなっている鍵マークは、初代の店でボトルキープをした際に渡されていた鍵をモチーフにしたものです。店内入ってすぐのバーコーナーには本棚のようにお酒のボトルが並ぶコーナーがあります。「金庫番」を意味する店名の通り、一度ボトルをキープすれば永遠に残る真鍮製のボトルキーでナンバーを刻印したものを渡してもらえるクラシックスタイルです。
天井が高く広々とした店内の中央はグランドピアノがあるテーブル席フロアで、奥にはゆったりしたソファー席も。ディナータイムに繰り広げられるステージでは、JAZZは勿論のこと、70年代、80年代のソウル、POPSや最新のナンバーまで楽しむことが出来ます。また、バーコーナーの一角には本格的なDJブースがあり、貸し切りパーティーなどで活躍しているそう。どのフロアも、どこかノスタルジックな空気感が漂い、ゆったりとした時間が流れます。
メニューを考案し、厨房で腕を振るう山崎シェフ。ホテルオークラや資生堂パーラーなどで正統派のフレンチを学んだのちに、イタリアンに転身。北イタリアで学んだ経験も生かして郷土色もありクオリティーの高いメニューを常時約60種展開しています。