おもちゃ/子供の遊び場

体遊びは充分? 運動不足の子どもにならないために(3ページ目)

「遊ぶ仲間が足りない」「体を動かす遊びに意欲的じゃない」。「体遊び」が十分でない子どもたちが増えている理由です。小学生までの子どもを持つ母親への調査をもとに、子どもの運動不足を解決する糸口をご紹介します。

こんどう たかこ

執筆者:こんどう たかこ

おもちゃガイド


小学生にはどんな「体遊び」がいいの?

初心者でも簡単なスケボー「ソールスケート」

初心者でも簡単なスケボー「ソールスケート」

入学すると子ども同士で遊ぶ機会が増えるため、低学年の2割以上の母親が「安全面で子どもを外で遊ばせるのが不安だから」という理由で体遊びをする機会を減らしています。そうしているうちに、子どもは体遊びに消極的となり、体力や運動能力が低下してしまうことに……。低学年の頃から、成長期の運動習慣につながる体遊びを意識するおもちゃや道具をそろえてみてはてかがでしょうか。


 
投げている間に形が変わる「フラットボール」

投げている間に形が変わる「フラットボール」

男の子なら、ボールやスケートボードなどは欲しいアイテムです。「フラットボール」や「ソールスケート」といった、少しアレンジされたスポーツトイもおすすめ。女の子なら、一輪車やフラフープ、少人数で楽しめるバドミントンもいいですね。


 
「ツイスター」はルーレットで出た色に手足を置いていく全身バランスゲーム

「ツイスター」はルーレットで出た色に手足を置いていく全身バランスゲーム

また、年齢を増すごとに室内で遊ぶことが多くなる傾向があるので、時には、家庭用ゲーム機でテニスをしたりダンスを踊ったりするのも体遊びにつながります。バーチャルの遊びに抵抗があるご家庭なら、「ツイスター」のような全身を使うゲームで、家族や仲間とわいわい楽しみながらできる体遊びの時間を増やしてあげましょう。



 
※参考資料
「子どもの「体遊び」に関する母親の意識調査」
調査元:株式会社ボーネルンド
調査日:2013年4月上旬実施
対象者:幼稚園・保育園(年中~年長相当)から小学6年生の子どもを長子に持つ20代から40代の母親
(1248サンプル)
調査方法:インターネット調査(全国)
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