皆さんは「アクセントウォール」という言葉を聞いたことがありますか? 最近は新築マンションのモデルルームなどでも、壁の一面だけに色が塗られていたり、素敵な壁紙が貼られていたりするのをよく見かけますよね。「アクセントカラーを取り入れた壁が個性を演出しています」といったコピーを見たことありませんか?
ペイント前のインテリア
でも、そもそも「個性」って自分で決めたいものです。
「壁は白。空間が広く見える」「お手入れしやすく、汚れが目立たないビニルクロス」「現場の職人さんの技術レベルがまちまちでも、仕上がりに差がでない」といった、企業のビジネス上の都合で設計されたインテリアでは、飽き足らない人が増えているのは素敵なことです。
セルフペイントしたアクセントウォール
この記事では、アクセントウォールとは、言葉の通り「アクセントになる壁」のこと。
「ついそこに目線がいってしまう、素敵な仕掛けを施した壁のこと」を呼ぶことにします。
アクセントウォールにはすごい効用があります!
・家具や、アートが3割以上、素敵に見えます壁の存在感が増すことで、お手持ちの見慣れた家具や壁の額縁が、グンと前に出たように見えてきます。つまり、そこでくつろぐパートナーの姿も3割増に!? ドラマチック効果ですね。
・おおらかに過ごせるようになります
空間に「フォーカスポイント」ができることによって、散らかっている部分に目がいかなくなります。ご自宅に「うっとりするようなコーナー」を、アクセントウォール中心に作ってみてください。特に、忙しい方や子育て世代には非常におすすめです。
次のページでは、アクセントウォールの作り方のプロセスをご紹介します。