不思議な気持ちに包まれる、九州最大の鍾乳洞
球泉洞では、3億年の歴史が創りだした鍾乳石を見学することができます。ヘッドライトをつけて、気分はすっかり探検隊です。
昭和48年3月に発見された延長4.8kmの鍾乳洞「球泉洞」は、九州最大の鍾乳洞であり、また日本でも2番目に長い鍾乳洞だそうです。およそ3億年もの昔、海底にあった石灰岩層が隆起してできたものだと推測されています。現在でも少しずつ侵食を続けているそうで、まるで生き物のようですね。
暗い洞窟の中を進んで行くと、3億年もの年月をかけて自然がつくり出した芸術作品を前に、気が遠くなりそうな、それでいてなんだかホッとする不思議な気持ちに包まれます。ライトアップされ白く輝く鍾乳洞は、まるで天然のシャンデリアです。
また、洞窟内には独自の生態系を持つ洞穴生物が生息しているそうです。コウモリなど約2万匹もいるそうです。コウモリは、昼間は眠って夜活動するのでなかなか遭遇することはありませんが、どこかにそんなにたくさんのコウモリがいるのかと考えると、それまた不思議な気持ちです。
そして必見は地下水の滝でしょう。地下に滝があるなんて、もう最高に不思議な気分になりますが、マイナスイオンたっぷりで、しっかりと深呼吸をしたい気持ちになると思いますよ。
※熊本県より使用許諾を得た写真を投稿しています
■球泉洞探検
住所:熊本県球磨郡球磨村大字神瀬甲1130番地
電話番号:0966-32-0080
料金:高校生以上 1,050円、中学生 735円、小学生 630円、幼児・3才以上 525円
営業時間:8:30~17:30
定休日:無休
アクセス:www.kyusendo.jp/access/
HP:www.kyusendo.jp/
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