単に指ぬきとして使うだけでは勿体ないほどの美しさ
加賀藩の時代より百万石の豊富な資金力を背景に、数多くの伝統工芸が育まれてきた金沢。2009年にはユネスコ「創造都市ネットワーク」のクラフト分野に登録され、ますます“ものづくり”の発展に力を注いでいます。
加賀藩の頃より伝わる「加賀ゆびぬき」は繊細なデザインと華やかな色彩が特徴で、加賀友禅の着物を仕立てていたお針子さんたちが、余った絹糸を使って作ったのが始まりと言われています。
まるでアクセサリーのような「加賀ゆびぬき」は単に指ぬきとして使うのは勿体ないほど美しく、ペンダントトップやストラップの飾りにしても映えると思います。幾つも重ねて飾っても可愛いですね。
体験では基本の模様、土台の色、絹糸の色を選び、自分の指のサイズに合わせて作っていきます。但し、指ぬきを完成させるまでには5時間ほどかかるので、約2時間の体験で基礎を学んだあとは自宅で仕上げます。
デザインは2種類(「2色鱗」もしくは「矢鱈縞」)から選びますが、色の幅や配色でオリジナリティが出せるので、世界に1つだけの指ぬきを作ることが可能です。
1日体験教室は前日までの完全予約制。申し込み、問い合わせはお電話で。
※金沢市より許諾をいただいた写真を投稿しています。
■加賀ゆびぬきづくり
住所:金沢市南町5-7 小出南ビル2階
電話番号:076-231-7660
営業時間:9:30~18:00
定休日:火・水
所要時間:約2時間
体験料金:2400円~
アクセス:kagatemari.com/hpgen/HPB/entries/15.html
HP:kagatemari.com/
※データは記事公開時点のものです。