園での様子をリサーチ!
保育園と家庭の連絡帳は、貴重な育児日記
お子さんが園で楽しく過ごせていることが分かれば、親はホッとできます。しかし、園での様子を色々聞きたくても、1日の中でも特に忙しい登降園時には、先生方もなかなか時間が取れないことでしょう。そのために、毎日保護者と先生がやり取りする連絡帳があります。「朝別れてからもずっと泣いていますか?」「笑顔で遊ぶ姿は見られますか?」「ご飯はどれぐらい食べていますか?」「昼寝はどのくらいしていますか?」など、具体的に質問してみましょう。親の予想を裏切って、園でのお子さんの楽しそうな様子が綴られてくるかもしれませんよ。1日のクラスの様子の記録を張り出している園もあるでしょう。早く家に帰って夕飯を食べさせ、お風呂に入れて寝かせなきゃと、はやる気持ちを抑え、じっくり読んで園生活の中での我が子の様子を想像してみましょう。
私自身、11年少し前、当時1歳に満たなかった1人目の子・長男を保育園に預けて職場復帰した時、2~3ヵ月過ぎても別れ際に大泣きする様子が、不憫でなりませんでした。しかし、連絡帳に書いてある園での様子を毎日読む中で、少しずつホッとしていきました。そしてある時、登園時には相変わらず大泣きしている我が子が、日中、園で生き生きとした様子で遊んでいる写真を見せていただいた時には「こんなに楽しそうに遊んでいるんだ! ちゃんと自分の世界の中で過ごしているんだなあ」と、子どもの成長に気づかせていただいたものでした。
お休みの日は休息第一で
普段なかなか一緒に過ごせない分、家族一緒に過ごせる休日は貴重。家族でのお出かけも、ワクワクします。お出かけの前に、いま一度、お子さんの体調チェックを。大人が休日にドッと疲れが出るのと同じく、元気いっぱいの園生活を送っている子どもも、お休みの日には疲れが出ます。体の疲れや気持ちの興奮は、ぐずりも招きます。十分な休息も、スムーズな登園には欠かせません。お出かけは、できるだけ人ごみを避けて、ゆったりスケジュールで。低月齢であればあるほど、お昼寝の時間もたっぷり取れるといいですね。ゆっくりお休みし、ほどなく始まる日常に向けて英気を養いましょう!