注文住宅/新築の着工から完成・入居・メンテナンスまで

注文住宅における設計や監理の役割を理解しておこう

一般的な戸建て住宅の設計費用は工事金額の10~12%を目安に計算されているようです。10~12%の内訳は、設計が7割を占め、監理が3割です。あらためてそれぞれ図面の内容や監理の果たす役割を確認していきましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

設計が7割、監理が3割

一般的な戸建て住宅(延床面積120m2~150m2)の設計費用は工事金額の10~12%を目安に計算されているようです。10~12%の内訳は、設計が7割を占め、監理が3割です。例えば設計費用が300万円とすれば、設計費の割合が210万円で、監理が30万円ということになります。

建て主にとっては工事に入ってからの方がしっかりと監理してほしいという気持ちがあるので、設計も監理も5割くらいの割合を考えている人が多いかもしれません。実際は監理の割合が低いのです。このあたりの理解も深めながら進めていくことです。

あらためてそれぞれ図面の内容や監理の果たす役割を確認していきましょう。


設計費用の基準

設計費の基準は建築士法第25条で国土交通大臣が報酬の基準を定め、これに基づいて設計費用を決めています。建て主によって設計費用はサービスだったり、かなり安く考えている方もいるかも知れませんが、これは一番初めにどこに依頼するかによって住宅のつくり方や費用、工事の流れは大きく変わり違ってきます。


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