恋は花火、愛はろうそくの炎
愛と恋の違いって?
「どんな人なんだろう?」「もっと知りたい!」という好奇心が、“恋の炎の着火材”になることは多いものです。
ただそれは、あくまでも恋。相手がどんな人かを知った後、興味を失い、恋心が薄れることはよくあること。
つまり、恋は花火に似ていて、寿命は短いものなんです。
では、愛はどうでしょうか?
愛は、相手を知り、理解し、リスペクトして、相手を深く受け入れたいと思い始めるところから始まります。
それは花火のような恋とは違って、ろうそくの炎のように静かに長く燃え続けます。
巷の恋愛には、恋から愛に変わるパターンもあれば、恋のまま終わることや愛から始まることもあります。
愛になるか否かは、お互いの魅力次第。
恋から愛に変わるためには、お互いに着火材以上の魅力がないと、終わってしまうものなのです。
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これで言うと、「恋愛テクニック」は、恋の炎の着火材に過ぎません。
つまり、恋愛テクニックは、相手に好感をもたせ、自分に興味を持たせるためのもの。
そこに本当の愛情があるわけではありません。相手に本当の愛情を抱かせるものでもありません。
何度も言うように、恋は花火です。すぐに消えます。
だから、二人の恋愛をろうそくの炎のように長続きさせたければ、相手に好意や興味をもたれてからが勝負です。
相手に長く愛されるためにも、本当の愛情と魅力を持つことが必要なのです。