韓国ドラマ/おすすめ韓国ドラマ・コメディー

おすすめ韓国ドラマ3<難病編>(3ページ目)

『世界の中心で愛をさけぶ』、『1リットルの涙』、『恋空』など、難病・闘病をテーマにしたドラマや映画は重いながらも、見る者の涙腺を刺激し、いつまでも心に残るもの。そこで今回は、涙なくしては見られない難病におかされた主人公のドラマを紹介します。

安部 裕子

執筆者:安部 裕子

韓国ドラマガイド


愛を求める孤独な男の物語『ごめん、愛してる』

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熱狂的なファンを生み出した名作

『ごめん、愛してる』の主人公は、病魔ではなく、自分を裏切った恋人をかばって受けた銃弾が頭の中に埋まったままの男性ムヒョク。いつ死ぬかもわからない彼は、やむない事情で自分を捨てたであろう母親に会いにいくのですが、大女優として成功している母親は息子だとは気がつかないばかりか、心臓病を患う自分の息子のためにムヒョクの心臓を狙うという、なんともやりきれないストーリー。さらには、異母弟でもある彼女の息子は苦労知らずで、ムヒョクの愛する女性までもダダをこねて得ようとします。愛に飢えているのに、気持ちをうまく表現できず、愛憎の狭間で刹那的な生き方をするムヒョクを演じるのは実力派俳優ソ・ジソブ。言動ではなく、瞳の動きや表情で悲しみをにじませる彼の演技は称賛され、数々のドラマ賞にも輝きました。映画のように美しい映像、繊細な心理描写、感性のこもったセリフも視聴者を熱狂させた要因で、ドラマの中の世界にどっぷりハマって抜け出せない『廃人』と呼ばれる熱狂的なファンを生み出したことは、韓国ドラマファンの間ではあまりも有名。男性歌手パク・ヒョシンが歌う、中島美嘉の『雪の華』をカバーした主題歌も涙を誘います。

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