太極拳の準備運動

まずは具体的にどのポイントを動かすのかを見ていきます。
全部で18箇所ありますが、わかりやすく体の上部からリストアップします。
  • 両肩(2箇所)
  • 両肘(2箇所)
  • 両手首(2箇所)
  • お腹
  • 両腎(2箇所)
  • 両股関節(2箇所)
  • 両膝(2箇所)
  • 両足首(2箇所)
※上手に行うコツは、ゆっくりと優しく心地良さを感じながら、疲れる前に次のポイントに移ることです。決して無理をする必要はありません。


では、実際に動いてみましょう!


 
手を交差して深呼吸します

手を交差して深呼吸します

1. まず、両足を肩幅に開いて立ち、両手の指を交差して深呼吸をします。

2. 頭の中に透明な水をイメージして軽く首をまわします。

3. 心が落ち着いたら、手首をクルクルまわします。

【ポイント】
首は繊細な部分なので、まわし過ぎないようにします。

 

肘をまわす

肘をまわす

4. 軽く体を揺らしながら両肘で水平に円を描きます。 ちょうど水泳の平泳ぎと逆の回転になります。

【ポイント】
心地良い水流をイメージします。

 

肩をまわす

肩をまわす

5. 手の指を軽く肩に乗せ、両肩の関節を前後にまわします。

【ポイント】
両肩と一緒に、胸の開合を意識します。

【ステップアップ】
スムーズにまわせるようになったら、一連の動きに伴い背骨が波運動をしているのを感じます。

 

肩甲骨を緩めます

肩甲骨を緩めます

6. 肩甲骨を優しく開きます。

【ポイント】
こっているからといって、ゴリゴリと力むと逆効果。
血行を促すためにも、あくまで優しく!を心がけます。

 

腰と股関節をまわす

腰と股関節をまわす

7. 両手を腰にあて、静かに腰と股関節をまわします。

【ポイント】
手のひらで腰の筋肉が動いてきるのを感じます。
小さな円で柔らかくまわすと、体の深層部分が動き出します。

 

両膝をまわす

両膝をまわす

8. 手のひらで両膝を温めるようにまわします。

【ポイント】
手で上半身の重さを膝に乗せないようにします。

 
膝がつま先を越えないようにする

膝がつま先を越えないようにする

9. 膝の可動範囲の正しい位置を確認します。

【注意点】
膝は決してつま先を越えないようにします。
太極拳の基礎となる大切な要求です。
準備運動の段階で思わぬケガを防ぎましょう!

 

膝を前に動かすときの正しい位置

膝を前に動かすときの正しい位置

【膝の正しい位置】
膝は生涯に渡り最も酷使する関節です。心をこめて優しく磨くように大切に動かします。

 

足首をまわす

足首をまわす

10. 足首をクルクルとリズミカルにまわします。

【ポイント】
つま先を少し後ろに置くとまわしやすくなります。



 

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