家族旅行といえば、家族一緒に行動するのが一般的です。でも、本メソッドでは、数時間でも家族が別々に過ごすことを提案します。昨今は、子ども向けの体験プログラムがホテルや自治体などで多く開催されていますので、積極的に活用しましょう。
ホテルの子供向けシェフ体験。現在はこういったイベントも多い
別々に過ごすメリットは、子どもが本当の意味での非日常に身を置くことにあります。旅行といっても家族で行動をしていれば、子どもにとっては日常の延長上でしかありません。せっかく旅に出たのなら、いつもと違う環境で過ごす方が得るものは断然多くなります。また子ども目線での体験の数々は、学びも多いもの。親と別れて過ごしたことも自信につながりますし、初対面の子供たちと交わることで、社会性や協調性、自立性なども期待できます。
海外ではキッズクラブも多い。言葉は通じなくても心は通じる!
さらに、別れて過ごした後は、自然とどんなことをしたか体験を語ることになりますよね。子どもは親が知らない自分の経験を伝えようと試行錯誤し、論理的思考や表現力(コミュニケーション力)が育まれます。またそれぞれで過ごした時間を共有することで、思い出が2倍3倍になります。
また親御さんも、自分の時間が出来るため、リフレッシュできる等、実はとてもメリットがあります。「まだ小さいので難しい」「適当なプログラムがない」場合には、「お父さんと子どもは一緒に、お母さんは一人で過ごす」等、家族がグループに分かれてみるのもいいでしょう。
別々の時間を過ごすメリット~まとめ
- 非日常の環境で多くの刺激を受ける
- 初対面の子供たちと交わり、社会性や協調性、自立性などが芽生える
- 親の知らない自分の経験を伝えようと試行錯誤し、思考や表現力が鍛えられる
- お互いの経験を共有することで、旅の思い出が2倍、3倍になる
※この記事は、
All Aboutまとめ「村田和子式 親子の「旅育」メソッド」として、複数記事で展開するコンテンツのひとつです