走りの気持ちよさはこのクラスでは郡を抜くマツダ・CX-5
マツダのSUV、CX-5も見逃せない。登場して約10か月という早さでマイナーチェンジを敢行し、キックダウンスイッチを全車に標準搭載し、ガソリン車の燃費も0.4km/L向上させている。
スカイアクティブ技術によりガソリン車の出来も十分満足できるが、やはりはずせないのがクリーンディーゼル搭載車だ。分厚いトルクとディーゼルの割によく回るエンジンは、ストップ&ゴーの多い街中でもスイスイ走るし、得意の高速ツーリングでもトルクフルで疲れ知らずの走りを堪能できる。ハンドリングも秀逸で、走りの気持ちの良さはこのクラスのSUVでは群を抜いている。
また、SUVに求められる積載性もカラクリトノカバーやフラットに倒せるリヤシートで使い勝手も良好だ。
CX-5はやはりディーゼルが魅力
CX-5に積まれる2.2Lディーゼルは14.0の低圧縮比を実現し、最高出力は175ps/4500rpm、最大トルクは420Nm/2000rpm。燃費は2WDが18.6km/L、4WDが18.0km/L
ディーゼルの値引き額は、25万~30万円前後に到達しているようで「XD」なら2WD(258万円)も4WD(279万円)もいける。雪国なら4WD、それ以外なら2WDで実用上不足はないからニーズに応じてチョイスすればいい。
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