散歩/和む散歩ルート

山手線(外回り)を歩く 駒込駅~西日暮里駅(3ページ目)

たぶん山手線沿いを歩くコースでもいちばん殺風景と思われるのがこの区間だろう。しかし、山手線歩きの中でもいちばんの見どころである唯一の踏切があるのもこの区間だ。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド


田端駅で田端ふれあい橋を渡る


田端駅そのものは、僕が初めて利用した昭和の終わり頃からずいぶん様変わりしたと思う。それでも、どこか田端駅には他の山手線の駅にはない雰囲気がある。
他の山手線の駅とはなにか違う雰囲気の田端駅だ。

田端駅の切符売り場の上にあった路線図


「田端ふれあい橋」という歩行者専用の橋が山手線を跨ぐ。この橋は1992年(平成4年)にかけられたそうだ。
上を走っているのは新幹線の高架だ

田端ふれあい橋を渡り、再び山手線の外側へ


自転車も走らない歩行者専用の橋なので、のんびり歩ける。ベンチもたくさんあるので、休憩してもいい。煙草を吸える喫煙スポットもいくつもあり、愛煙家にはうれしい通りだろう。この橋から山手線の外側へ行くと、新田端大橋という古い橋があって、一般道路へくだっていく。田端大橋が新しく架け替えられたので、「新」とついているが見た目はかなり古い。その手前に階段は新しくなっていた。ここの手すりがおもしろい。ぜひ見てほしい。
田端から始まり、下まで降りていくと田端で終わるというおもしろさ。

階段の手すりには山手線の駅名がずらり。


ほとんど人通りはないので、この階段の手すりにある駅名を眺めるだけで山手線一周できる。
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