ぼんやりとイメージをつくる
施主がどんな家に住みたいのか、ボンヤリでもイメージがつかめていて、それを上手く伝えられれば設計者はそこからひも解き、形にしていきます。はっきりとしたイメージをつくることも大切ですが、建築家などに依頼をしているのであれば、むしろボンヤリしたイメージの方が良い場合もあるのです。ボンヤリとしたイメージというのはどんなイメージをいうのでしょうか……。まずは今住んでいる家の不満を出してみることからはじめましょう!家の不満から要望へ
今住んでいる家の不満を書き並べると各部屋に対して具体的な要望や工夫が出てくることがあります。日あたりや風通し、厚さ寒さはもちろん、キッチンの収納スペース、ゴミを出す動線、洗濯の干す場所など、生活の快・不快に直結することがたくさんあります。