最低気温は氷点下30度以下も! 極北の地でオーロラ観賞
オーロラは夏も見えるが、オーロラ=激寒のイメージが定着 (C) Beck's Kennel
そこで、今回の記事では、オーロラ観賞に必要な服装についてご説明します。冬の寒い時期だけではなく、夏のオーロラもちょっと寒いというお話もしますよ。
冬のオーロラ観賞では、極地仕様のレンタル防寒具利用が安心
イエローナイフのオーロラビレッジ社のレンタル防寒具5点(ジャケット、パンツ、ブーツ、ミトン、フェイスマスク)セット。業者により、内容は多少異なるが、こうしたセットが主流 (C) Aurora Village
氷点下35度にも耐えうる耐寒ブーツ。自分で購入しようにも、その辺では売っていない代物 (C) Aurora Village
ご参考までに、ガイドがイエローナイフを訪問した際、氷点下15度の日がありました。このときの服装ですが、防寒具の下には、半そでのポロシャツ1枚とジャージのパンツだけ! これで氷点下15度を乗り切れるのですから、極地仕様防寒具の威力がお分かりいただけるのでは?
持参すると便利なもの
日中のオプショナルツアーでダントツの人気を誇るのが犬ぞりツアー。ここでも防寒具が大活躍 (C) Beck's Kennel
■スキー用のゴーグル
犬ぞりなどのオプショナルツアー参加時に利用。風を切るので、目の周りの防寒に役立ちます。
■薄手の手袋
大きなミトンでは、物をしっかりとつかむことが出来ません。ただ、素手でものを触るのは、氷点下では凍傷の可能性があって危険なので、ミトンの下に一枚薄手の手袋を付けておくと、何かと重宝します。
■コンタクトレンズ
メガネは寒い地では暖かい場所に入ったときの曇り、金属製フレームによる凍傷の危険性など、何かと不便です。コンタクトを利用できる方は、なるべく利用しましょう。
■サングラス
オーロラといえば、夜のことばかり考えがちですが、昼間も行動します。お天気の良い日には、雪による照り返しもかなり強くなりますよ。サングラスがあると良いでしょう。