美しき地底の世界に酔いしれて
古都クラクフ
古都クラクフは、1611年にワルシャワに遷都されるまで600年に渡り、ポーランド王国の首都として繁栄した美しい街です。第二次大戦で壊滅的被害を受けたポーランドの他の街と違って、戦災を免れた街並みは中世そのままで、ポーランドの人気NO.1観光地として、毎年多くの旅行者が訪れています。
そのクラクフの南東約15kmにあるのが、世界最古の岩塩抗『ヴィエリチカ岩塩坑』。1044年から、つい最近の1996年まで実に900年以上も稼働していたというから驚きです。
現在は博物館として一般に公開されており、全長300km以上に及ぶ岩塩抗のうち、地下64m~130mの約3.5kmを見学することが可能。
聖アントニ教会、クネグンダの間、ミハウォヴィツェの間、スタシツの間、ヴィスワの間、聖ヨハネ教会などが見所ですが、ハイライトは深さ101.4mの地点にある聖キンガ礼拝堂。
長さ55m、幅17m、高さ12mの礼拝堂の床や壁、天井はもちろん、堂内を照らす豪奢なシャンデリア、壁面を彩る精巧なレリーフや彫刻に至るまで総て岩塩製。
古くはコペルニクスやゲーテ、近年ではヨハネ・パウロ2世やビル・クリントン元大統領なども訪れた特異な世界遺産をあなたも体感してみませんか。
■ツアー名
世界遺産クラクフの街とヴィエリチカ岩塩坑1日プライベート観光
■催行会社:メロディーツアーズ
HP:http://www.alan1.net/
※撮影者より許諾をいただいた写真を投稿しています。
撮影者:Il conte di Luna(1枚目)、Anosmia(2枚目、3枚目)
※上記データは記事公開時点のものです。