上質な大人のPOPソング
1995年に発売された、林田健司6枚目のシングルです。シンガーとしての実力もかなりのものですが、作曲家としての方が知られている林田健司。代表的なものとして、SMAPの「$10」、「君色思い」、「KANSHAして」、「青いイナズマ」などがあります。中でも、「$10」は、それまで伸び悩んでいたSMAPのセールスを伸ばすきっかけとなった曲で、「青いイナズマ」は誰もが知っているSMAPの代表曲の一つとなりました。
そんな彼自身のシングル「花に水やるラブ・ソング」。シンプルなPOPソングに上質なアレンジが施された、誰もが受け入れやすい楽曲です。
歌詞は、あの頃10代や20代で聴いてもピンと来なかった人もいたのではないかとも思います。でも、15年以上経ち、結婚をして家庭を持ってしばらくして、今ここでもう一度聴くと、考えさせられるものがあるのではないでしょうか。
なお、実は、上記4曲中「君色思い」以外の3曲は、林田がSMAPに提供したものではなく、林田が歌っていたものをSMAPがカバーしたものです。これらの楽曲の中身に惹かれた方にもお勧めの1曲です。