壊れてしまった友情を歌う、切ないナンバー
レベッカは80年代の最後に出てきたグループで、ボーカルだけが女性という日本ではあまりなかったスタイルのバンドでした。作詞をそのボーカルのNOKKOが担当していて、その歌詞が凄く良いと話題でした。更に彼女のパフォーマンスも大胆で、大きく足を上げたり、外国人の歌手並みにステージをパワフルに動き回る姿も話題でした。でも、一番良かったのがNOKKOの上手い歌でした。
声は高く、長い歌詞をどんどんと歌い上げる歌唱力も凄く格好良いのです。次から次へと出す曲がヒットする程、レベッカの曲は最高に良いものでした。その中でも、このフレンズが1番良い曲です。
この曲では、10代の関係が壊れた友達について歌っていました。2度と戻れないし、他人よりも遠く見えてしまったという悲しい想いを歌っています。
子供ながらに、この歌詞を聞いて悲しいなと思った記憶があります。それからの中学時代や高校時代は、友達を大切にしようと思ったのです。この歌を聞いてから、レベッカのアルバムを全部制覇したという思い出があります。毎日の様に、寝る前に聞いては胸を熱くしていました。
アルバムの中には、Mayby Tomorrowも良い曲です。NOKKOの声が凄く伸びていて、素敵な曲です。