壮大な歴史ミステリーを求めて
ロスリン礼拝堂
小説・映画共に世界的大ヒットとなったキリスト教に纏わるミステリーの金字塔『ダ・ヴィンチ・コード』。ロスリン礼拝堂はフランス・イギリスにまたがる壮大な物語のクライマックス、最後にして最大の謎が明かされる重要な場所として描かれています。
実際にロスリン礼拝堂の建立には、作中にもよく登場しているテンプル騎士団やフリーメーソンが関わっているらしく、作者のダン・ブラウンがイエス・キリストの最大の秘密が隠されている舞台として選んだのも納得のミステリアスな礼拝堂。
元々内部にびっしりと施された美しく繊細なレリーフで有名だったのですが、そのレリーフの中には礼拝堂が建設されたのはコロンブスの新大陸到達前の1446年に建てられたにも関わらず、トウモロコシやサボテンなど当時はアメリカにしかなかった植物や作物をモチーフにしたものがあったり、謎が深まるばかりです。
ロスリン礼拝堂自体はエディンバラ郊外にあるので、個人で行けなくもないですが、ロスリン礼拝堂方面へのバスが1時間に1本しかないことと、日本のように時間通りにはまず来ないので、とても時間がかかります。
どちらにしろ時間がかかるのなら、スコットランド王ロバート・ザ・ブルースの心臓が埋葬されているメルローズ・アビーやドビー・ガーデン・センターにも行けるツアーがお勧めです。
■ツアー名
ロスリン礼拝堂とスコットランド・ボーダーズ地方観光ツアー
■催行会社:グレイライン
・URL:http://www.alan1.net/
撮影者より許諾をいただいた写真を投稿しています。
撮影者:TFDuesing(1枚目)、landhere(2枚目、3枚目)