ペルーの世界遺産
マチュピチュ遺跡を訪れる
いまなお多くの謎を残すマチュピチュ遺跡は、ウルバンバ渓谷の山間、標高2280メートルの地にあります。インカ帝国の繁栄を伝える都市遺跡で、インカの王族たちが避暑地として使ったものとされています。マチュピチュ遺跡には40段の段々畑があり、それぞれの段差は3メートルほどもあります。それをつなぐ階段は3000段。そして200戸ほどの石の建物があります。
この遺跡が作られたのは15世紀半ば。しかし16世紀にはスペイン人たちによって破壊されてしまいます。長い年月を経て再び光が当たったのは1911年。アメリカの探検家ハイラム・ビンガムが発見者したのですが、もっと早い時期にペルー人が発見したという説もあります。山裾にいてはこの遺跡の存在が確認できないため、「空中都市」「空中の楼閣」などと呼ばれることもあります。
個人で行くのはなかなか大変なところですが、このツアーに参加すれば、英語の熟練ガイドが、クスコ市内ののホテルから鉄道の乗車、遺跡見学に至るまで、すべて案内してくれます。
この鉄道の旅がまた、とても楽しいのです。シートは2種類から選ぶことができ、料金が高いほうのシートでは、飲みものやお菓子のサービスがつきます。でも、低予算のほうのシートも、ローカル色が味わえてすてきですよ。ツアーの途中、ビュッフェ式のランチもつきます。
■取扱会社:グレイライン・ペルー
・HP(Alan1.net):http://www.alan1.net/jp/samerica/peru/sg/2942/ag/17447/