まずはテレビの見せっぱなしをやめよう
自尊心とは、「自分に対するポジティブな感覚」のこと。自分が経験したこと、周りに言われたことなどが材料になって作り上げられます。小学生半ばくらいまでに急速に発達するとてもデリケートな感覚のため、まだそれが確立しきっていない低年齢の子どもたちはどうしても周りの声に影響を受けやすいのです。この研究でも、まだ自尊心の確立されていない低年齢の子どもたちに、テレビの見せっぱなしはよくないと発しています。
そして、親ができることとして、テレビから発せられるメッセージで自信を失くしている、へこんでいる様子を感じたら、そのことについて、子どもと話し合うことを強くすすめています。
子どもの話を聞く、シンプルだけど一番の癒しになる
- どう感じているのか
- どうしてそう思ったのか
そして、勇気づけるために、
- 誰だってチャレンジをすることができるんだよ
- 一生懸命やると成功するチャンスが増えるんだよ
こうすることで、子どもはまた新たな考え方を学び、ひとつ成長することができます。自分に対する誇り、肯定感、自信、信頼感なども、みんな自尊心につながっています。 子どもの心にいい影響を与えられるツールとして、テレビを上手に活用していきたいですね。