オーロラ/オーロラとは? 基本情報や写真撮影

オーロラ写真撮影の基本

鮮やかで神秘的なオーロラを目の当たりにしたら、写真に撮ってその感動をいつまでも形に残しておきたいものです。また、旅行には参加できなかった親しい人たちと、同じ感動を分かち合うことができるのも写真ならではです。とはいえ、真っ暗な夜空を背景に写真を撮るのは少々コツや装備がいります。初めての方でもトライできる、ちょっぴりこだわったオーロラ撮影の方法をご紹介します。

執筆者:高橋 絵里香

コンパクトデカメラ?それとも、一眼レフカメラ?

Aurola

一眼レフカメラなら、よりダイナミックなオーロラ写真を撮ることができる

ある程度はっきりとした鮮やかなオーロラなら、普通のコンパクトなデジタルカメラで撮っても写ります。ただ、コンパクトカメラは、シャッタースピードや感度が自分で設定できないものが多く、表現力に限度があり、思い通りの写真がなかなか撮れないところが難点です。コンパクトカメラで撮ったオーロラの写真にありがちなのが、感度を上げすぎて、画像が荒くなってしまっていること。この「ノイズ」が多いと、オーロラ自体もぼやけてしまいます。なるべく見た目どおりのオーロラを撮りたいなら、やはり一眼レフカメラがお勧めです。

オーロラ撮影必須アイテム

■デジタル一眼レフカメラ
一眼レフと一口に言っても、様々なモデルがありますが、一番お手ごろで単純な初心者モデルでも、コンパクトデジタルカメラとの差はかなり出ます。重要なのは、シャッタースピード、絞り、ISO感度などが自分で好きなように設定できること。キットで買える18~55mmのズームレンズも、とりあえずは使えますが、オーロラ撮影には広角レンズがお勧め。

■三脚
比較的長いシャッタースピードでの撮影になるので、写真がぶれないようにするために、三脚は欠かせません。安定感のあるもの、そして、瞬時に組み立てられ、オーロラの出ている方へアングルを設定できるような仕組みだと、なお良いです。オーロラは秒単位で姿を変えていくので、撮影は瞬発力が勝負です。自由雲台と呼ばれる、三脚とカメラを固定する装置を使用すると、アングルを即座に決められて便利です。特に、室内で待機していて、オーロラが出てきたと同時に外で撮影を始めるような場合に大活躍します。

次は、できれば揃えたいアイテムと実際の撮影設定のご紹介です。
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