カフェ/神奈川のカフェ

チャイハネCAFE…元町・中華街(2ページ目)

東横線と副都心線の相互乗り入れによってアクセスしやすくなった横浜中華街。南門シルクロードにはエスニック雑貨・衣料【チャイハネ】のショップ2店舗がオープンし、カフェもリニューアルしました。「中華街なのに中華じゃない」老舗カフェの魅力をお伝えします。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド


お食事はエスニック丼とエスニック麺

蒸し鶏と海老のカオマンガイ丼 880円

蒸し鶏と海老のカオマンガイ丼 880円

お料理もシルクロードを思わせるエスニックテイスト。タイ、ベトナム、インド、トルコなどの名物が日本人の舌になじむようアレンジされてメニューに並びます。タイの鶏料理カオマンガイやケバブは丼仕立て。フォーやパッタイなどの麺類、インドとタイのカレー も揃っています。

ディナーセットはサラダとドリンク付きですべて1080円。「エスニック晩酌セット」(1050円)は、モモ(ネパール小籠包)や海老の生春巻きなどの前菜とアルコールのセットです。

チャイハネの歴史

店内装飾のほとんどは3階、4階の「C-CRAFT」で扱っています。

店内装飾のほとんどは3階、4階の「C-CRAFT(チークラフト)」で扱っています。

チャイハネの歩みは、現会長の進藤幸彦氏が1960年代後半にトルコへ国費留学をしたことに端を発します。大学で民俗学を研究した後、高校の社会科教師をつとめていた進藤氏は、この留学期間中に1年かけてトルコ中を旅して歩き、小さな村々の生活に触れまし た。
窓下は一年中にぎわう通り。

窓下は一年中にぎわう通り。

帰国後、まだ日本にはなじみの薄い国々の生活文化を伝えたいと商社に勤務。やがて、船で海外旅行をする人々が多く出入りしていた 横浜・中華街に、トルコ語で寄合茶屋を意味する輸入雑貨店「チャイハネ」を創業。1978年のことでした。当時は船旅も一般的 だった時代。中華街は異文化を紹介するのにふさわしいエリアだったのだそうです。

「フォークロア世界への旅」をコンセプトに…次ページへどうぞ。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます