高値更新続くプラダ(01913)に注目!

高値更新続くプラダ(01913)に注目!

高値更新続くプラダ(01913)に注目!

プラダは1913年にミラノで創業された革製品の小売店で、創業者プラダ氏の孫娘にあたるミウッチャ・プラダがナイロン製のバッグをデザインし、世界的に大ヒットさせて有名になった高級ブランドです。イタリアの家族経営の企業らしく、長らく株式を同族内で握ってきましたが、2011年6月に公開に踏み切りました。そして新規上場先に選んだのはミラノやロンドンではなく、今後最も高い成長が見込まれる香港でした。

同社は旗艦ブランドの「プラダ」を持つほか、セカンドラインとして(やや若者向けでカジュアル)「ミュウミュウ(Miu Miu)」も展開し、さらに靴の「チャーチ」と「カーシュー」ブランドを持ちます。4ブランドで合計461の小売直営店を運営するほか、千を超える世界中のショップ(セレクトショップなど)へ卸売り販売も行います。ブランドの製品構成は、およそ半分近くがバッグなどの革製品であり、そのほか4分の1ずつを靴と衣料品が占める形です(ごく一部にメガネや香水もあり)。

プラダが香港に上場した同じ年の後半に、米国の高級バッグブランド「コーチ(06388)」も香港へ上場しました。ただコーチの香港上場はうまくいっておらず、殆ど出来高のない取引日が続いています。ただ、コーチはニューヨークにも上場(COH)します。

プラダは香港市場で最も成功している高級消費銘柄

また、ニューヨークコレクションで有名な「マイケル・コース(KORS)」もバッグの生産に重点を置き、こちらは会社の登記を香港にしているものの、上場先はニューヨークを選びました(プラダと同じ年にIPOしました)。

マイケル・コースは上場後に数十%~百%を超える増益決算を連発し、25米ドルでデビューした株価は1年余りで(先月の好決算発表と同時に)米60ドルを超えました。ただマイケル・コースの業績や株価の成長率は飛ばし過ぎと思えるほど非常に高いのですが、株価が高値を記録するたびに、創業者のマイケル・コース氏や上場時に出資した筆頭株主グループによる大量の保有株売却が繰り返され、持続的な高成長に内部者は懐疑的なのか?という疑念も沸くところです。

その点プラダは程よく高い成長を続け、香港市場で最も成功している高級消費銘柄となっています。上場初値の株価39.50香港ドルは当時の他ブランドと比べても割高な気もしましたが、以後調整に入り、上場1年目は大きなカップ型の株価推移で値を踏み固めました。そして上場2年目の昨年夏頃に上へ抜けると株価に弾みがつき、好業績を背景に株価は今月最高値となる84.75香港ドルまで記録しています。業績もこの間に大きく伸びており、株価と整合性のある上昇ぶりです。

>>次のページはプラダの財務内容を分析!必見です!