9つのエリア、それぞれの注目フィギュアは?
マダム・タッソー東京には9つのエリアがあり、約60体のフィギュアが迎えてくれます。順路にそって各エリアの見どころを紹介しましょう。【エントランス】
展示エリアの一番最初にはレッドカーペットが。車から降りてきたばかりのジョニー・デップと共に、歓声の中レッドカーペットを歩けます。これから待ち受けるセレブ達との出会いを盛り上げてくれる演出です。
【世界のリーダー】
世界中の注目を集めている英国のウィリアム王子とキャサリン妃、そして2人を優しく見守るダイアナ妃が登場。エリザベス女王気分で玉座に座り、王室ショットを撮ることができるエリアです。同じエリアには小泉純一郎氏、石原慎太郎氏の姿も。そしてホワイトハウスの大統領執務室で、にこやかなオバマ大統領とくつろぐことも可能。執務室は採光まで再現されていて、マダム・タッソー東京の細かいこだわりに驚かされました。
【スポーツ】
サッカー界からベッカムやメッシ、テニスのシャラポア、音速の貴公子・セナ、MLBからダルビッシュ有投手など世界のトップアスリートが集うエリア。日本からは浅田真央選手、三浦知良選手、石川遼プロそして千代の富士関が登場です。ここではアスリートの筋肉に注目。ベッカムの腹筋やカズの太ももなど、本人そのままに再現されたアスリートの鋼の肉体を、間近で見て、触ってチェックできる貴重な機会です。
【ミュージック】
ビヨンセやマイケル・ジャクソン、Yoshikiとツーショットを撮れるのがこちらのエリア。80年代と現在のマドンナ2人が共演しているコーナーもあり、「どこがどう変わったのかな」とちょっと意地悪な観察もしてしまいます。(しかしそこはさすがマドンナ、衰えをまったく感じさせません)AKB48の大島優子さんのフィギュアにはカラオケが設置されていて、AKB風の衣装を身につけながら“ゆうこ”の前で熱唱もできます。
【マダム・タッソーの歴史】
マダム・タッソーの生みの親であるマリー・タッソーの激動の人生。そしてモデルとなるセレブの体を150ヶ所以上測定し、頭部の色づけだけで49時間、毛髪は1本1本手作業で植え込み140時間かかるという、精巧なフィギュアの作り方がわかるエリアです。
【歴史と文化】
レドナルド・ダ・ビンチ、シェークスピア、アインシュタインからスティーブ・ジョブスまで、歴史上の重要人物が集うエリアです。個人的に興味深かったのは坂本龍馬のフィギュア。お馴染みのポーズをとる龍馬さんですが、生々しい立体の姿で見ることはそうないのでかなり新鮮。横や後ろに回って色々な角度から見てみると、また違った味わいがあります。髷にするのが難しそうなくせ毛が印象的でした。
【ムービー】
アーノルド・シュワルツェネッガーやブルース・リー、浅野忠信氏と映画のワンシーンに飛び込んだような写真を撮れるエリアです。ブルース・ウィルスの頭上にはヘリコプター、トム・クルーズはバイクに乗って登場。共演する自分のポーズ次第でクールにも、ギャグなワンシーンにもなるのでご注意ください。E.T.とは自転車で空を飛ぶ名シーンを再現。真っ赤なパーカーも小道具として用意されているのがにくい演出です。
【世界で人気のセレブ】
展示スペースの最後は、ラストに相応しい顔ぶれ。ジュリア・ロバーツ、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー夫妻、レオナルド・デカプリオ、前田敦子さん、そして正面ステージ上にはレディー・ガガ! 奇抜なファッションで世界中の注目を集めるガガさまですが、今回は来日時に大きな話題となったアノ出で立ちで登場しています。そのコスチュームは……これは是非ご自分の目でご確認ください。
【ギフトショップ】
展示スペースを抜けると、マダム・タッソー東京のオリジナルグッズなどがひしめくギフトショップです。お菓子や文具、Tシャツなどの他、来場記念に自分の名前を入れられる『マダムタッソーオリジナルトロフィー』(800円~)や、展示スペースで施設側が撮った写真の紙焼き(1枚1000円)などが販売されています。
生きているかのような有名人に接近(密着?)するうち、自分でも驚くほどどんどんテンションが上がっていくマダム・タッソー東京。施設内にいる時はもちろん、帰った後も写真を見て大笑いできる楽しいスポットです。
<DATA>
■マダム・タッソー東京
住所:東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ アイランドモール3階
TEL:03-3599-5231
入場料:大人1900円/小人(小学生以下)1500円/3歳未満無料
営業時間:10:00~21:00
アクセス:ゆりかもめ『お台場海浜公園』駅より徒歩2分
※上記データは記事公開時点のものです。