教科書ガイド中学数学(基礎~中級レベル)
定理や公式の解説はもちろん、教科書に掲載されている問題の模範解答が載っています。学校の授業の予習・復習に最適な一冊。どんな教科にも言えることですが、何をさしおいても、学校の授業が第一です。しかし、理解度には個人差があるもの。ですから、この教科書ガイドを使って授業の予習・復習をする機会を大切にしたいものです。
そして、学校で使っている問題集で構わないので、学校で習った単元の問題を解いて、すぐに復習することが大切です。解き方は、英語でも紹介した「間違えた問題(×をつけた問題)をもう一度解く」方法で。
中3数学をひとつひとつわかりやすく。(基礎レベル)
高校受験の数学では、最も基礎になるのが計算力です。方程式の文章題でも図形の問題でも、文字式の計算、強いては正負の計算ができなければ、絶対にできません。ですから、数学が苦手な子は、必ずつまずいているところまでさかのぼって、基礎からしっかりと学び直すことが大切です。
易しいもので構いません。できればもう一度、1・2年生の内容からおさらいしましょう。もちろん、間違い直しを忘れずに。
2013-14分野別過去問数学(中級~発展レベル)
全国の高校入試の問題を、数と式、関数、資料の活用、図形など、分野別にまとめた問題集。数学は問題のパターンになれることで、解き方が身につくもの。基礎はできているけれど、実力テストの得点が伸び悩んでいる子には、こうしたパターン別の問題演習が向いています。
もちろん、間違えた問題は「×」だけをつけておいて(答えを赤ペンで書き込まない)、後で何度もやり直しをしましょう。
語りかける中学数学(基礎~発展レベル)
数学の本質を説いた参考書で、定理や公式に至るまでの過程を丁寧にわかりやすく解説した一冊。アマゾンの中学数学の参考書コーナーで1位を獲得するほど。学校の授業では物足りない子にはもちろん、数学が苦手でまったくわからないという子にも向いています。わかりやすく丁寧な解説は、まさに「語りかける」数学。
800ページ以上と辞書並みのボリュームでやや高価ですが、新指導要領対応で、中学数学3年分がこの一冊にまとまっていると考えれば、むしろお買い得と言えるでしょう。
中学生だけでなく、こっそりと大人も買っている一冊。さっそく、親子で数学と語り合ってみてはいかがでしょうか。