高校受験/高校受験の基本情報・勉強法

新学期にそろえておきたい参考書・問題集(英数編)(2ページ目)

まもなく新学期を迎えるこの時期にそろえておきたい、ガイドがオススメの参考書や問題集の紹介、英語・数学編です。また、こうした教材を上手に活用する勉強法についても合わせて紹介します。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

教科書ガイド中学数学(基礎~中級レベル)

教科書ガイド中学数学中3(啓林館)

教科書ガイド中学数学中3(啓林館)

定理や公式の解説はもちろん、教科書に掲載されている問題の模範解答が載っています。学校の授業の予習・復習に最適な一冊。

どんな教科にも言えることですが、何をさしおいても、学校の授業が第一です。しかし、理解度には個人差があるもの。ですから、この教科書ガイドを使って授業の予習・復習をする機会を大切にしたいものです。

そして、学校で使っている問題集で構わないので、学校で習った単元の問題を解いて、すぐに復習することが大切です。解き方は、英語でも紹介した「間違えた問題(×をつけた問題)をもう一度解く」方法で。

中3数学をひとつひとつわかりやすく。(基礎レベル)

中3数学をひとつひとつわかりやすく。

中3数学をひとつひとつわかりやすく。

高校受験の数学では、最も基礎になるのが計算力です。方程式の文章題でも図形の問題でも、文字式の計算、強いては正負の計算ができなければ、絶対にできません。

ですから、数学が苦手な子は、必ずつまずいているところまでさかのぼって、基礎からしっかりと学び直すことが大切です。

易しいもので構いません。できればもう一度、1・2年生の内容からおさらいしましょう。もちろん、間違い直しを忘れずに。

2013-14分野別過去問数学(中級~発展レベル)

分野別過去問数学(数と式、関数、資料の活用)

分野別過去問数学(数と式、関数、資料の活用)

全国の高校入試の問題を、数と式、関数、資料の活用、図形など、分野別にまとめた問題集。

数学は問題のパターンになれることで、解き方が身につくもの。基礎はできているけれど、実力テストの得点が伸び悩んでいる子には、こうしたパターン別の問題演習が向いています。

もちろん、間違えた問題は「×」だけをつけておいて(答えを赤ペンで書き込まない)、後で何度もやり直しをしましょう。

語りかける中学数学(基礎~発展レベル)

語りかける中学数学(ベレ出版)

語りかける中学数学(ベレ出版)

数学の本質を説いた参考書で、定理や公式に至るまでの過程を丁寧にわかりやすく解説した一冊。アマゾンの中学数学の参考書コーナーで1位を獲得するほど。

学校の授業では物足りない子にはもちろん、数学が苦手でまったくわからないという子にも向いています。わかりやすく丁寧な解説は、まさに「語りかける」数学。

800ページ以上と辞書並みのボリュームでやや高価ですが、新指導要領対応で、中学数学3年分がこの一冊にまとまっていると考えれば、むしろお買い得と言えるでしょう。

中学生だけでなく、こっそりと大人も買っている一冊。さっそく、親子で数学と語り合ってみてはいかがでしょうか。
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