最低限、揃えるもの
剣道を始めるのに最低限揃えて欲しいのは、剣道着と竹刀です。それ以外は剣道場で貸してくれる場合もありますので、まずはその二つを揃えましょう。その上で、剣道具のメンテナンスについて書きます。剣道着について
剣道着は購入したら、何回か洗濯機で洗いましょう。洗わないで使っていると染料が汗で染み出し、体についてしまうので、しっかりと洗ってから着用するようにしましょう。また、練習の日程にも寄りますが、剣道着は汗を吸収しやすいのですぐに汗臭くなり、カビも生えやすくなります。ですので、時間があればすぐに洗うことをおすすめします。剣道着の折りたたみに関しても、しっかりと折りたたみ方を勉強しましょう。着衣の乱れは精神の乱れでもあります。もちろん、余計なシワを作らない意味もあります。
竹刀について
次に、竹刀についてですが、ささくれに気をつけましょう。ささくれのできた竹刀は、そのささくれで指をすりむいて怪我をしたり、ささくれが打突時に剥がれ、目に入るなど危険がありますので、ささくれはしっかりとチェックし、もしできた場合は、ささくれを取り除きましょう。稀ですが、ささくれだけではなく割れることもありますので、その場合はすぐ交換しましょう。また、竹刀の柄の部分や打突部の革製の結びの部分の緩みもチェックしましょう。緩んでいたら、しっかりと結んで、竹刀がバラバラにならないように心がけましょう。
防具について
防具に関しては、最初に書いた通り、道場によっては貸してくれるところもありますので、メンテナンスの必要はないかとも思いますが、ご自身で防具を購入するのであれば、面と小手に関しては、軽く水拭きすればよろしいかと思います。タレはほとんど汗も吸いませんので、メンテナンスに関しては神経質になることはないと思います。胴に関しては、ポリッシュで磨くことをおすすめします。剣道は伝統を重んじる武道でありますから、防具を綺麗に保つことも重要です。上記以外には、防具それぞれを着用する際に用いる紐部分の劣化をチェックしましょう。剣道の防具のメンテナンスに関しては、以上のことを気をつけていればよろしいかと思います。