路地裏に点在するレトロなカフェやギャラリー
景福宮の西側にある通義洞(トンウィドン)。隣接する孝子洞と共に“時が止まった町”と呼ばれることもあるように、昔からの風景が残るエリアです。大統領府の「青瓦台」が近くにあるため、街の整備が規制されているからなのだそう。チュ・ジフンさんやキム・ジェウクさんが出演した映画「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」のロケ地にもなりました。まさにその“アンティーク”というキーワードがぴったりな場所です。なかでも通義洞カフェ通りはレトロな街並みに、その名の通りカフェをはじめ、ギャラリーなどが立ち並ぶエリア。ゆっくりと時間が流れているような穏やかな空気に包まれた通りです。カフェ通りと呼ばれる道だけだなく、その周辺にもカフェが多くあります。
ビンテージ家具に囲まれたカフェ「mk2」やブックカフェ「b612」、フードメニューも充実する「DIMI」、アンティーク感ただよう「planb」などが軒を連ねます。また、おしゃれな古本や雑貨を扱う「Gagarin」。
ソウルのカフェめぐり、特にヴィンテージ感のあるカフェが好きな方はきっと楽しめるエリアだと思います。徒歩圏内には景福宮や有名な参鶏湯のお店「土俗村」があったり、通仁市場などもあります。孝子洞と一緒に散策すれば新しいソウルの一面を知ることができるのではないでしょうか。
■通義洞カフェ通り
住所:ソウル市鍾路区通義洞