ユネスコの世界文化遺産にも登録された 「宗廟」
宗廟は李氏朝鮮王朝の歴代の王と王妃、功臣を祀り、祭礼儀式を行っていた場所です。李氏朝鮮時代の建造物の中で最も整然としており、落ち着いた雰囲気が漂っています。1394年12月に建築が始められ1395年9月に完成した宗廟では毎年、祭祀が執り行われ現在でも毎年5月に、全州李氏一族が集まる宗廟祭礼祭が開催されています。
宗廟の中心となっている正殿には、李氏朝鮮王朝の太祖、李成桂をはじめ19代の王と王妃が祀られています。また永寧殿には、その他の国王や王妃が祀られています。そのため、エリア内は静かで、何となくピンと張りつめた空気で包まれているようです。
宗廟の入口付近にある宗廟市民広場も、緑豊かな中に静けさが広がっています。宗廟に入る前に厳かな気持ちにしてくれます。
土曜日は自由観覧の日となっていますが、それ以外の曜日はガイドツアーに参加することになります。日本語のツアーも企画され、9:00、9:40、10:40、11:40、12:40、13:40、14:40、15:40、16:40のスタートです。
■宗廟
住所:ソウル市鍾路区鍾路155
TEL:02-765-0195
営業時間:3~9月(9:00~18:00)、10~2月(9:00~17:30)
定休日:毎週火曜日(公休日は開館)
URL:http://jm.cha.go.kr/n_jm/index.html
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