子どもの食欲は周りの人の表情で大きく増減する
子どもは周りの人の表情に動かされやすい
- 女性がイヤそうな表情で食べていると、それが自分の好物であっても、子ども達は食べる気が失せてしまう傾向が強かった
- 女性が嬉しそうな表情で食べていると、それが自分の苦手な物であっても、子ども達は食べたくなる傾向が強かった
- 女性が普通の表情で食べていると、好きな物はより食べたくなり、嫌いな物はより食べたくなくなるという傾向が見られた
- いずれの傾向も、8歳の子よりも5歳の子に強く見られた
- 大人は、いずれのケースでも女性の表情に大きく左右されることはなかった
大人からすれば、好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、ですよね。相手が気持ちよく食べていたら嬉しいけれど、それで自分の好みが変わるわけではありません。でも、子ども達は違うのです。
>>次ページでは、なぜこのような結果が出たのか、その理由を見ていきましょう。