フランスの大学での実験:子どもの食欲は何に影響されやすいか?

こんな風にモリモリ食べて欲しい!

こんな風にモリモリ食べて欲しい!

育児の悩みで多いのが、子どもの食事について。食の細い子、食べない子、食べず嫌いな子に、食への興味を持ってもらうのって本当に大変ですよね。少しでも食べさせようと、多くのママが様々な工夫をこらしています。

そんなママ達の悩み解消の一助となりそうなフランスの大学の研究結果を見つけましたので、ここでご紹介したいと思います。それは、

「ママが名演技をする」というもの。

その研究では、43人の5歳児、38人の8歳児、42人の大人が参加しました。この参加者達の共通点は3つの嫌いな食べ物。全員が、
  • ロニョン・ド・ヴォー(仔牛の腎臓)
  • ブーダン・ノワール(豚の血の入ったソーセージ)
  • 野菜入りのソーセージ
が苦手ということでした。仔牛の腎臓や豚の血の入ったソーセージなんて聞くと、ゾッとされる方もいらっしゃるかもしれません。でもフランスではどのお肉屋さんにも置いてある人気者。ごく一般的な食材です。

研究者達は、この123人の参加者達に、好きな食べ物3品目、嫌いな食べ物3品目(上記)を食べている女性の写真を次々と見せていきました。そして、1枚の写真ごとに、その女性が食べている食品を食べたいかどうかを、1から10で点数をつけてもらいました。

結果を集計すると、大人と子どもでは、ある大きな違いがあることが分かったのです。
>>次ページでその興味深い結果について見ていきましょう。

*出典:イギリスの学術誌British Journal of Developmental Psychology (2012)「How emotions expressed by adults' faces affect the desire to eat liked and disliked foods in children compared to adults」より