豊臣秀吉ゆかりの重要文化財

豊国神社、通称・千畳閣(せんじょうかく)

豊国神社、通称・千畳閣(せんじょうかく)

1587年に豊臣秀吉が戦死した者を弔うために建てた経堂で、厳島内では最も大きな建物です。畳875枚分もの広さがあるために、通称、千畳閣(せんじょうかく)と呼ばれています。

厳島へフェリーで渡るときに大鳥居が見えてくるのですが、視線を少し左上に移すと、中腹より下くらいに朱色の五重塔が見えてきます。その袂に見える建物が千畳閣です。1587年に建立となったわけですが、秀吉の死によって工事は中止。よって未完成のままの状態で現在に至っているそうです。
未完成のため板壁がなく、開放感がある

未完成のため板壁がなく、開放感がある


戦死者のための経堂であり、完成していたら雰囲気はまた違ったものになっただろうと考えるところはありますが、未完成がために板壁もなく、重さというよりひっそりとした開放感があります。また、ここからは対岸が見え、ゆったりとした時間と空間が楽しめます。

千畳閣の柱や梁に使用されている木材はとにかく大きくどっしりとしており、それが全体の構えにも十分感じられます。柱には川柳が記されている場所もあります。時間をうまく利用して、フルに楽しんでいただきたい場所です。
柱には川柳が記されている場所も

柱には川柳が記されている場所も


■豊国神社
住所:広島県廿日市市宮島町
TEL:0829-44-2020
拝観時間:9:00~16:00 (2012年現在)
拝観料:100円 (2012年現在)
最寄り駅:JR宮島口駅または広島電鉄宮島口駅
URL:http://www.miyajima-wch.jp/ (宮島観光公式サイト)

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