カラフルな木造建築が並ぶニューハウン
コペンハーゲンで一番活気があると言われるニューハウン。運河に沿ってカラフルな木造の家々が並ぶ風景は、まるで童話の世界のように絵になります。運河には観光船が行き来し、北側の沿岸にはレストランが並んでいます。コペンハーゲンの目抜き通り、ストロイエの突き当たりにあるコンゲンス・ニュートーゥ広場。その東側にのびる小さな運河の周辺地区が、デンマークきっての観光スポット、ニューハウンです。
ニューハウンという言葉には「新しい港」という意味があるそうです。17世紀の後半、市街地が拡大した際に、国王クリスチャン5世によって、400メートルの長さを持つこの運河が造られました。かつては居酒屋が建ち並んでいて、長い航海から帰ってきた船乗りたちが羽根を伸ばして楽しんだのだとか。
また、ニューハウンは、童話作家のアンデルセンが愛した地区としても知られています。いまでもアンデルセンが暮らした赤い家が残されています。
運河沿いに立ち並ぶ木造建築のほとんどが、現在はおしゃれなレストランやカフェ、アンティーク・ショップなどになっています。レストランは特に北側に多く、夏になるとテラス席でのんびりと憩う人々の姿が見られます。運河沿いをそぞろ歩くもよし、人魚姫の像にも会える観光船に乗るのも、楽しいプランです。
■Nyhavn(ニューハウン)
・住所:Nyhavn,1050 Koebenhavn
・営業時間:随時
・定休日:なし
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