コペンハーゲンで最も古い教会「聖霊教会」
コペンハーゲンの市庁舎広場とコンゲンス・ニュートーゥ広場を繋ぐ、市内で最も賑やかなショッピング・ストリート、ストロイエのほぼ中央に聖霊教会が建っています。コペンハーゲンにある数多くの教会の中で最も古い教会です。1296年に創建された建物は、残念ながら1728年に起こった火災で失われてしまいましたが、当時の面影を残しつつ1732年に再建されました。
空に向かって延びる尖塔を備えた聖堂に、4つの棟が繋がっています。当初は修道院として使われましたが、後には病院となりました。現在では展示会やバザーなどの様々なイベントに利用されています。教会でバザーというのは、少し不思議な感じとなりますが、それだけキリスト教の文化が、コペンハーゲンに浸透しているということでしょう。
赤いレンガが組まれた建物には、長い歴史が刻み込まれています。壁面には細やかな装飾が施され、コペンハーゲンの人々の美意識が漂います。聖堂の祭壇には、ステンドグラスが設置され、様々な彩りに輝きながら、太陽の光を聖堂に取り込んでいます。
厳かな雰囲気を漂わせる聖堂の中で、パイプオルガンの音色に耳を傾けると、心洗われる思いになります。
■聖霊教会
・住所:Strøget, KØbenhavn
公式HP:http://www.copenhagendenmark.co.uk/2004/11/helligands-kirke-copenhagen/
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